2024年、ありがとうございました。

前回のブログ記事が投稿されたのは、2023年12月。
ちょうど1年経って、ようやく2記事目を書いています。

皆様、こんにちは。
NANTEDOWの齋藤と申します。

今回ここでは、
・ざっとこの1年、2024年の出来事について振り返る+感謝
・来年、2025年のざっくりとした予定について
大まかに触れていきたいな、と思います。

目次

やっと『ショートケーキの埋葬』のパッケージ版出来た!

2024年の大きな出来事と言えば、やはり、
2023年の夏ぐらいからシナリオを書き始めてゲームを作っていた、クライムサスペンス・ビジュアルノベル『ショートケーキの埋葬』のパッケージ版をリリースすることが出来たこと。

ちょうど昨日。
12月30日開催の、コミックマーケット105にて、頒布させていただきました!

まだまだ、通販の準備をしたり、ダウンロード版配信の準備をしたりなど……やることは沢山あるのですが、取りあえず一つのピリオドを(たぶん)無事に打つことができて、ほっとしております。

それにしても長かったなー 笑

プレイ時間・10時間程度のゲームをちゃんと作った経験がない。
というか、正直、全部、わかんないことだらけの状況の中、損得勘定抜きで「なんかノベルゲームが好きだから」という理由だけで駆け出していたら、こんな時間が経っていました……。

(もちろん、他のことをしていたからっていうのが、遅れた大きな理由なのですが)

それでも、ちゃんと作り終えることが出来たのは「尊敬する方々と一緒に作れたから」に尽きます。

キャラクターデザインを担当してくださった、ささきのぞみさん

初めて本作のキービジュアルのラフを拝見させていただいたときから、
「……あ、もうこの方にお願いするの、間違いないな」って思っていました。(何様)

でも、そこからが長かったですよね 笑 (生意気)

・登場するキャラ総勢11人のキャラクターデザイン+立ち絵素材(ということは、表情差分も)
・急遽僕が依頼してくる、スチルイラスト

他のお仕事、新しいお仕事、そして何よりも生活がある中で、本作に時間を割いてくださったこと。
そして、それだけではなく、本当に表情が良いイラストを描いてくださったこと。

本当に感謝しております。

本作『ショートケーキの埋葬』のアピールポイントの一つ。

・表情がめっちゃ良い

の要素全てを、ささきさんのお力で、作ることが出来ました。

西尾の表情も、莉央の笑顔もめっちゃ良いし。
森山店長の顔とか、ヤバいですもんね 笑

音楽を担当してくださった、上久保汐李さん

上久保さんとは、昨日のコミケでお会いして、お話することが出来ました。
本作に合わせた差し入れをしてくださったり、ただただ癒やしの時間でした……!

上久保さんにオファーさせていただいたきっかけは、
ローラー作戦のように、本作のテイストと合う音楽を探すため、サンプルを聞きまくる生活の中で、
『二川目海浜公園』の楽曲を拝聴した、あの瞬間でした。

恐ろしいですね……。
こいつ、20時38分っていう中途半端な夜の時間に、突然DM出してますよ。

でも、それくらいに、ピンと来るものが自分の中にあって、
それが全く間違いなかったな、と制作中ならびに、今日に至っても、
はっきりと確信しております。

個人的に、上久保さんのお仕事の姿勢をすごく尊敬していて、
こちらが言わんとしているイメージを的確に掴んで、楽曲に落とし込んでくださる力が、
めちゃくちゃに凄いんですよ……!

たぶん、これまで色々な方とお仕事をなさるなかで、培われた力なのかなとも思うのですが、

それは、日々のLINEでのやり取りや、宣伝ツイートをしてくださる際に、
以前実況していただいた動画を引用して、ご紹介くださったり、

そういった小さな日々の相手の気持ちを鑑みて、行動するその姿勢が、
楽曲にも繋がっているような気がして……私、齋藤は本当に勉強になりました!

こういう方にならなきゃいけないなって思うし、
こういう人になりたいなって思うし!

イラストを担当してくださった、おのやまさん

おのやまさんには、本作でスチルイラストとして、5枚イラストを描いていただきました。
上記のイラストも、おのやまさんに描いていただきました。

描いていただいたイラスト全て、大好きなのですが、特に!
上記の、夏鈴と季節のホテルでのシーンのスチルは「はい。これが、『ショートケーキの埋葬』です!』と断言できるほど、
構図も表情も、コンセプトも何もかも完璧で、

最初このイラストをいただいたとき、思わずうなってしまいました。
うわーって。
人間ってポジティブな意味合いでも「うわー」って言えるんですね。
初めて知りました。

おのやまさんとは、今年5月に開催したコミティアで、お会いさせていただきました。
……が、僕がただのファンの人になりすぎて、自分から足を運んで、話しかけたのに、人見知りを発動するという
「珍事」を起こしてしまいました……。

24歳、男、人見知り。
なんて、ただ気持ち悪いだけですからね!

今度お会いできる機会がありましたら、リベンジさせてください!
押忍! ポケモン押忍!!

イラストを描いてくださった、アヤベエリコさん!!!

https://twitter.com/AYABE_ERIKO/status/1836411349615968526

アヤベさんには、本作でスチルイラストを担当してくださいました。

本作に収録されている、全てのスチルイラストは、16点。
アヤベさんには、その内、イラスト8点を描いていただきました。

半分です。50%です。

にも関わらず、アヤベさんに担当いただいたイラストのシーンが重要すぎて、
ネタバレになってしまうので、公開することが出来ない……!
という、特異な状況になってしまったこと、申し訳なく思っています。

ただ、ネタバレになってしまうので詳細は省きますが、
小田倉刑事のスチルイラストが、個人的に本当に好きで、
初めていただいたとき、才能に圧倒されて、「うわー」となってしまいました。

アヤベさんの凄いところは、沢山あるのですが……もう列挙しますね。
・イラストを描かれるスピードが速い
・かつ、正確
・かつ、力強い表情を「魅せてくれる」イラスト
・かつ、全体の世界観や文脈から「こういう方が良いのでは?」と提案してくださる
……などなど。

アヤベさんとは、やり取りさせていただく中で、
「一緒に創っている」という感覚が強く、個人的に勉強させていただきました。

今後、アヤベさんの描かれたイラストを、一番良い形で発表できるタイミングを探っていきます。

パッケージ版をご購入させて、プレイいただいた方には、
「……あ、これ、アヤベさんが描かれたのかな?」
と分かっていただけると思います。

全力で、お楽しみに。


2025年のざっくりとした予定!!!

ここまで、勢いで「ばばばー」と書いてきたので、疲れてきました。

なので、本当にシンプルに、列挙する形で、
今後の『ショートケーキの埋葬』に関する予定を「ばばばー」と書いていきますね。

詳細につきましては、後日、その都度、
Twitter(現X)を通して、アナウンスさせていただけたらと考えております!

・年明け、1月上旬から、パッケージ版の通信販売・開始
・1月か2月くらいまでに、Steamストアページ・オープン(こちらではWindowsだけでなくMac版も出せたらと!)

となっております!

最後に

最後に、短く、『ショートケーキの埋葬』の宣伝をさせてください。

本作では、物語の力を信じられなくなるほど、追い詰められて、どうしたらいいかわからない現状に、いまいる人。
あるいは、そういった経験がある人にこそ、届いたらいいなと思いながら、制作させていただきました。

かえってそれは迷惑なのでは?

とも思ったこともあるのですが、
でも、やっぱり、そういった方々(というか、過去の自分)に届くのは、
自己啓発本でも、政治でも、環境を変えなきゃいけないという強迫観念に似た行動でもなくて、

「物語なのでは?」
と個人的に、思っています。

そのため、急に冷めてしまうような、物語から目が覚めてしまうような、ラストにはせず、
現実的で、納得ができて、でもどこか嘘っぽくて。
だからこそ、苦笑して、前を向けるようなラストに心がけました。

真摯に、丁寧に、物語と、一人一人のキャラクターたちの人生と向き合いながら、
一つのゲームを作りました。

コミケでパッケージ版を購入された方には、楽しんでいただきたいですし、
いま手元にはないけれど、なんとなく気になってくださっている方には、何らかの方法で、届けることが出来るように、
興味を持っていただけるように、

これからも、来年も、頑張っていきますので、よろしくお願い致します。

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